PLAY THE GUITAR VOL34

実際に曲を作ってみよう


ダイアトニックコードで曲作り

前回ダイアトニックコードを紹介させていただきましたが、"Cメジャースケールでよく使われるコード参照"今回は実際の曲作りに挑戦してみることにしましょう。
曲作りのこつは、やはりなんといっててもたくさんの曲を作ってなれていくということが 一番だと思いますが、急に作れといわれてもなかなか大変だと思いますので、代表的なコード進行を例にあげてみます。それでは実際に取り組んで見て下さい。


ダイアトニックコード(Key in C)を使用しての曲作り

  • ダイアトニックコードの代表的なコード進行

    前回の"Cメジャースケールでよく使われるコード"で説明させて いただいたようにKEY Cでのダイアトニックコードは{ C.Dm.Em.F.G.Am.Bm(-5) }となります。
    それでは実際にこのダイアトニックコードだけを使用して曲を作ってみましょう。
    とはいっても今回初めて曲作りに挑戦される方は、なんのヒントもなしでは、なかなか 難しいことと思われますので、よく使用される代表的なコード進行を紹介してみますので これを参考にとりあえず1曲作ってみてはいかがでしょうか?
    少し表示が重くなりますが、初心者の方のためコードも図解しておきましたので参考にしてみて下さい。

    • 例(1) C-Am-Dm-G


    • 例(2) C-Em-Am-G


    • 例(3) C-G-Am-Em-F-C-F-G



    上記のコード進行は、Key in C のダイアトニックコードですべて構成されていますので、 Cメジャースケールでメロディーをつけるとバッチリ合うはずです。
     Cメジャースケール


  • 実際の曲作りの手法の一例

    それでは、実際の曲づくりの方法の一例をあげてみます。
    1. まずは曲のリズムやおよそのイメージ決めて小節にコードをふりあてます。
      (最初は1小節に1個のコードで分かりやすい4分の4拍子などがいいでしょう。 その後イメージに合わせてコードを増やしてみたりしてもいいと思います。)

    2. 曲づくりイメージがわきやすいようにギター等でさきほどのコードをならしてラジカセ などに録音してみます。

    3. ラジカセにあわせてギターでCメジャースケールでアドリブをとるなどしながらメロディーを考えてみます。 (アドリブというものが出来ないのなら何となくCメジャースケールのドレミファ ソラシドの順番を変えて弾いてみるといいでしょう。そのうち気に入ったものが 出てくればまずまずです。)

    4. それをもとに必要であれば歌詞などもふくめて曲作りをすすめていきます。 (前後しますが、歌詞のイメージなどが先にあるときはそれに合わせてメロディーをつけていくとよいと思います。)

    5. 「これが正しい曲作りの方法」と言うようなものはありませんので、この方法 以外にもいろいろあると思います。出来れば各自得意な方法を見つけていくとい いと思います。今回は、まず自由に楽しんでやってみて下さい。
      曲作りとはコード進行やリズム、他の楽器とのハーモニ、歌詞、楽器の テクニック、感情移入、オリジナリティーなどいろんなものが関わってきます 。またはこのようなことを全く考えなくても出来る事ももあります。 いずれにしても自分の聴いてきたものや好きなものや練習したこと等が、反映さ れますし、やはり曲の全体像のイメージが必要だと思います。そして楽しんで作 って下さい。

    どうでしょうか?なんとなく曲が完成したのではないでしょうか?
    どうもうまくいかないというときは、Vol.32 曲作りやアドリブの 考え方を参考にしてみて下さい。


参考になるといいのですが

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